栄養科

栄養科

栄養科のご紹介

私たちは〝患者様に喜ばれる安心安全の食事作り〟を目標に日々の業務に取り組んでいます。医師、看護師、薬剤師、検査技師、理学療法士、作業療法士、歯科衛生士、管理栄養士、調理師など多職種で協議し、みなさまの療養生活を支え、栄養改善、食生活の改善をサポートします。外注化の進む病院食ですが、当院では自院での調理・提供を行い、みなさまに満足いただける食事を提供いたします。

業務内容

入院、外来の栄養相談
摂取状況を確認し、食事療養をサポートします。相談を希望される方は主治医にご相談ください。
入院糖尿病教室
1週間の入院プログラムです。病気、検査、薬、日常生活、運動、食事について学習を行います。退院後も自宅で継続できるように、様々な職種がサポート致します。
入院患者さんの栄養管理
多職種で栄養管理計画書を作成し、栄養状態、食事提供量、摂取量、形態などの評価を行います。患者さんの療養生活に最適なプランを提供致します。

病院食について

糖尿病、心臓病、腎臓病などの治療食や常食、全がゆ食、5分粥食など一般食があります。そのほか、串刺し食、1口大、自助食器での提供など、患者さんの状態に合わせてご提供いたします。アレルギー、体調、嗜好により食べられない食品があれば個別に対応いたしますので、お気軽にお申しつけください。

水島協同病院嚥下調整食コード分類

コード0j

形態:均質で付着性・凝集性・硬さに配慮したゼリー。
利水が少なく、スライス上にすくうことが可能なもの
対象者の必要な咀嚼能力:(若干の送り込み能力)

コード0j:嚥下訓練食品0j

フルーツゼリー
(1食あたり エネルギー:58kcal、水分50.4ml)

コード0t

コード0t形態:均質で付着性が低く、粘度が適切で凝集性が高いとろみ水
対象者の必要な咀嚼能力:(若干の送り込み能力)

コード0t:嚥下練食0t   

とろみ水

コード1j

形態:均質で付着性が低く、粘度が適切で凝集性が高いとろみ水
対象者の必要な咀嚼能力:(若干の送り込み能力)

コード1j-1: 嚥下調整食1j-1

①プッチンプリン(グリコ)、②エネルギーゼリー、③アイソカルゼリー
(1食あたり エネルギー:352kcal、水分:170ml)

コード1j-2: 嚥下調整食1j-2

①栄養支援デザート(苺、桃、バナナ、ほうれん草、南瓜、小豆)
②やわらか倶楽部(鶏肉・ホタテ・鯛)
(1食あたり エネルギー:126kcal、水分:96.5ml~99.7ml)

コード2-1

形態:ピューレ・ペースト・ミキサー食など、均質でなめらかで、
べたつかず、まとまりやすいもの。スプーンですくって食べることが可能なもの対象者の必要な咀嚼能力:(下顎と舌の運動による食塊形成能力および食塊保持能力)

コード2-1:嚥下調整食2-1

(1食あたり エネルギー:1200kcal〜1300kcal、水分:1400ml~1600ml)

コード2-2

形態:ピューレ・ペースト・ミキサー食などの中に、軟らかい粒などを含む不均質なもの。ざらつきがあるもの。

コード2-2:嚥下調整食2-2

主食のみ「つぶミキサー粥(粒ありのミキサー粥)」で対応。
その他はコード2-1と同じ形態。

コード3

形態:形はあるが、押しつぶしが容易、食塊形成や移送が
容易、咽頭でばらけず嚥下しやすいように配慮されたもの。
多量の離水がない
対象者の必要な咀嚼能力:舌と口蓋で押しつぶし能力以上

コード3:嚥下調整食3

(1食あたり エネルギー:1200Kcal~1300kcal、水分:1300ml~1500ml)

コード4

形態:硬さ・ばらけやすさ・張り付きやすさなどのないもの。箸やスプーンで切れる軟らかさ
対象者の必要な咀嚼能力:上下の歯槽提間の押しつぶし能力以上

コード4: 嚥下調整食4

(1食あたり エネルギー:1200Kcal~1300kcal、水分:1300ml~1500ml)